クライアントの入手先・サブスクリプションと設定ガイド

V2Rayリリースページ·v2rayNクライアントのダウンロードと設定ガイド

サブスクリプションの追加からルーティング設定まで、4つのプラットフォームに合わせたクライアントと手順を紹介します。

VMess VLESS Trojan Shadowsocks

設定項目のイメージです。実際の項目名はクライアントの画面によって異なります。例示用のURLでは接続できません。

設定のポイント

サブスクリプションを追加、設定を整える

GUIクライアントはサブスクリプションの整理、設定の生成、接続の管理を担い、コアは実際の通信を処理します。まずこの2つの役割を把握し、ルーティング、プロキシ方式、サブスクリプションの更新の順に設定しましょう。問題が起きても、すべての項目を同時に変えずに、確認すべき箇所を絞り込めます。

ルーティングルール

ルーティングでは、アクセス先と通信の出口を関連付けます。特定のドメインを直接接続したい場合は、ドメインのマッチングルールを追加し、出口タグを既存のdirect出口に設定します。プロキシ経由にする通信には、プロキシ出口を指定します。ルールは通常、上から順に評価されるため、具体的な条件を広い条件より先に配置してください。GUIクライアントで設定したルールは最終的にコアの設定へ変換されます。トラブル対処では、マッチ条件とタグの表記を両方確認しましょう。以下はルール構造の例で、完全な設定ではありません。変更前に現在の設定をバックアップしてください。

システムプロキシとTUN

システムプロキシは、OSのプロキシ設定を通じて対応アプリの通信を誘導します。一方、v2rayNのTUNモードは仮想ネットワークインターフェースを使い、条件に合う通信を取り込みます。対象となる通信の範囲は異なります。ブラウザーは接続できるのにほかのアプリが使えない場合は、まずそのアプリがシステムプロキシを参照するか確認し、必要に応じてTUNを検討してください。初めて設定するときは通常のプロキシ接続を確認してから、仮想ネットワークアダプター、権限、DNSを設定します。両方を有効にすればよいとは限りません。切り替える前に現在の状態を記録し、ほかのネットワークツールの設定と干渉しないようにしましょう。

コアとプロトコル

V2Rayで使うプロトコルは、名前だけで比較せず、サーバーから提供されたパラメーターを基準に選びます。VMessやVLESSと、トランスポート層・セキュリティ層の組み合わせは、クライアントのコアが対応している必要があります。プロトコルの選択欄を変えただけでは、既存のノードが別のサービス向けに自動変換されることはありません。XrayとV2Flyは関連するオープンソースエコシステムの一部ですが、拡張機能や設定の詳細は異なります。コアを切り替える前に、ノードのトランスポート、セキュリティ設定、ルーティング機能が対応しているか確認してください。保存後は起動ログを確認し、互換性の問題をネットワーク障害と誤認しないようにしましょう。

サブスクリプショングループと更新

サブスクリプションURLからノード一覧を取得し、実際の接続時にはその中からノードを選びます。v2rayNGでのサブスクリプション追加も、基本的な手順はデスクトップ版と同じです。グループ名とURLを入力して保存し、更新を実行したあと、取得したノードを選択します。グループ分けをすると、配布元ごとに整理でき、個別の更新やトラブル対処にも便利です。更新に失敗した場合は、URLが完全か、ネットワークからアクセスできるか、サブスクリプションが有効かを確認してください。すべての設定を何度も削除する必要はありません。サブスクリプションURLには認証情報が含まれる場合があります。画面を共有したり相談したりするときはURL全体を隠し、ノードを手動で編集する場合は、次回の更新で変更が上書きされる可能性も考慮してください。

利用環境に合わせて設定を確認

デスクトップでは、まずサブスクリプションを更新してノードを選択し、次にシステムプロキシを有効にします。最後に、システムプロキシに対応したブラウザーで接続を確認してください。ブラウザーでは正常でもターミナルで失敗する場合は、ターミナルツールのプロキシ設定や環境変数を個別に確認します。それだけでノードが使えないとは判断できません。より多くのアプリの通信を同じ経路に通す必要がある場合は、TUNの権限やルーティング要件を確認しましょう。設定を変更したあとはログの起動エラーを確認し、ローカルの待ち受けポートが使用中でないか調べます。一度に変更する設定は一種類に絞り、使える設定を残して変更前後を比較できるようにしてください。

プラットフォーム別の入手先

V2Rayクライアント、OSに合わせて選択

デスクトップではv2rayNから始めましょう。Androidではまずv2rayNGを確認し、V2Flyの設定が必要な場合にv2flyNGと比較してください。ダウンロード前にOSの種類とプロセッサーのアーキテクチャを確認しましょう。インストーラーの形式が異なっても、サブスクリプションを買い直したり再作成したりする必要はありません。

Windows

v2rayNにはDesktop版と従来のWPF版があります。Desktop版はクロスプラットフォームのUIを採用し、WPF版は使い慣れたデスクトップ操作を提供します。OSの要件、画面の使いやすさ、既存設定との互換性を基準に選びましょう。UIが異なるからといって、両方のクライアントを同時に動かす必要はありません。

初めてインストールするときは、管理しやすいフォルダーにプログラムを配置し、ダウンロードページの案内に従って実行環境を整えてください。起動したらサブスクリプションを追加し、システムプロキシを確認します。起動直後に終了する場合は、ノードの設定をすぐに変更せず、ランタイム、展開先のパス、セキュリティソフトの警告を先に確認してください。

ダウンロード

macOS

v2rayNのmacOS版はApple Silicon搭載機とIntel搭載機でダウンロード先が分かれています。macOSの「このMacについて」でチップの種類を確認してから、対応するインストーラーを選びましょう。アーキテクチャの選択はプログラムの動作に関わりますが、サブスクリプションURLの用途は変わりません。

初回起動時は、システムの案内に従って必要な権限を許可し、システムプロキシと既存のネットワークツールが競合していないか確認してください。メニューの場所はOSによって異なる場合がありますが、サブスクリプショングループ、ノード選択、ルーティングルールの基本的な関係は共通です。設定ガイドの説明もそのまま参考にできます。

ダウンロード

Android

v2rayNGのダウンロードページではarm64版と汎用版を案内しています。端末が対応するアーキテクチャに合わせて選び、判断できない場合はダウンロードページの説明を確認してください。v2rayNGはXrayコアを使用し、v2flyNGはV2Flyコアを使う代替クライアントです。必要なノード機能に合わせて選びましょう。

インストール後にサブスクリプションを追加し、初回接続時にシステムのVPN権限を許可してください。前面表示中だけ接続できる場合は、バッテリー管理とバックグラウンド実行の制限を確認します。特定のアプリだけ接続できない場合は、アプリごとの通信振り分けを調べましょう。バックグラウンドの制限とプロトコルの互換性は別の問題です。

ダウンロード

Linux

v2rayNのLinux版はdeb・rpmのパッケージ形式とプロセッサーのアーキテクチャで分かれています。まずディストリビューションが採用するパッケージ形式を確認し、次にx64かarm64かを確認してください。パッケージ形式の違いを、クライアントが起動しない問題と混同しないようにしましょう。GUIクライアントの利用にはデスクトップ環境が必要です。

インストール後は、まず通常のプロキシ方式で接続を確認します。その後、ディストリビューションの権限管理とネットワーク設定に応じてTUNを有効にするか判断してください。デスクトップアプリとターミナルツールでは、プロキシの利用方法が異なる場合があります。ローカルで待ち受けていても、すべてのプログラムがそのプロキシを使っているとは限りません。実際の通信経路を個別に確認しましょう。

ダウンロード

クイックスタート

サブスクリプションを追加、3ステップで接続確認

クライアントをインストールしたら、「設定を取得 → 接続経路を選択 → 結果を確認」の順に進めます。サブスクリプション、ノード、プロキシモードはそれぞれ役割が異なります。サブスクリプションは設定の取得、ノードは接続先の選択、プロキシモードはクライアントを経由するアプリの通信を決めます。

  1. サブスクリプショングループを追加して更新

    クライアントのサブスクリプション管理またはグループ設定で、名前と完全なURLを入力して保存し、更新を実行します。グループ名は端末上で区別するためのラベルで、サブスクリプションURLの代わりにはなりません。更新が成功すると、取得したノードが表示されます。一覧が空の場合は、返された内容がクライアントの対応形式か確認し、URLが期限切れでないか、コピーが途中で切れていないか調べてください。

    QRコード、単体の共有リンク、サブスクリプションURLは、それぞれ追加方法が異なります。手元にある情報に合った方法を選んでください。この記事のリンク例は入力欄の位置を示すだけで、接続設定としては使えません。現在の設定が使える場合は、上書きやグループの絞り込み、重複項目をインポート失敗と誤認しないよう、事前にバックアップを取ってください。

  2. ノードとプロキシモードを選択

    更新結果からノードを1つ選び、現在の接続先に設定します。デスクトップではシステムプロキシを使ってブラウザーで確認し、Androidでは接続を開始してシステム権限を許可してください。この段階では複雑なルーティングルールを追加しません。システムプロキシ、TUN、アプリごとの通信振り分けは異なる階層の設定です。基本接続が成功してから、一つずつ調整しましょう。

    プロトコル、コア、DNS、ルーティングモードを一度に切り替えないでください。変更後に接続できなくなった場合は、直前の変更を元に戻し、ログに設定エラーや接続エラーが記録されていないか確認します。複数のネットワークツールが同時に通信を制御していると、原因の特定が難しくなります。テスト前に、実際に動作しているクライアントを確認してください。

  3. ログと実際の接続を確認

    V2Rayのノード速度テストでは、接続確認、リクエストの遅延、実際のダウンロード速度を分けて考えましょう。一覧に表示されるテスト結果は、特定の接続先とその時点のネットワーク状況を示すもので、すべてのWebサイトでの使用感を表すわけではありません。初回確認では同じネットワークと同じ接続先を使い、ブラウザーでのアクセス結果とクライアントログから、接続が確立しているか判断してください。

    テストに失敗したら、ローカルの待ち受け、アプリのプロキシ設定、ノードのパラメーター、サーバーの状態の順に確認範囲を絞ります。ターミナルだけ失敗する場合は、ターミナルツールを個別に確認してください。ネットワークを変えて結果が変わるなら、利用中のネットワーク環境を調べましょう。何度も速度テストを実行するより、エラーの種類を記録する方が原因を絞り込みやすく、相談時にも役立ちます。

オープンソースエコシステム

クライアントとコア、役割を分けて理解

Project V、V2Fly、Xray、GUIクライアントは、それぞれ異なる階層の名称です。プロジェクト同士の関係を理解すると、チュートリアルの設定がUI、コア、サーバーのどれに属するか判断しやすくなります。異なるバージョンの設定をそのまま流用したときに起きる互換性の問題も避けやすくなります。

Project VとV2Flyの関係

Project Vは、ネットワークプロキシツールを中心とするオープンソースプロジェクトのエコシステムで、V2Rayはその中核として広く使われているプロジェクトです。V2FlyコミュニティはV2Rayコアの開発と保守を引き継いでいます。ドキュメントでV2Flyを見かけたら、別のサブスクリプションサービスと考えるのではなく、コアの実装や設定の対応範囲を確認しましょう。GUIクライアントはコアを呼び出して接続を処理しますが、画面上のボタン名がコアの設定項目と完全に一致するとは限りません。設定ガイドを読む際は、項目名よりも意味を基準にしてください。

Xrayの分岐とプロトコルの互換性

Xrayは関連するコードベースをもとに発展し、独自に開発が進むコアプロジェクトです。独自の機能拡張や設定要件があります。2種類のコアで共通する設定もありますが、すべてのトランスポート方式、セキュリティ設定、ルーティング項目を相互に使えるとは限りません。ノードを利用できるか判断するには、VMessやVLESSという名前だけでなく、パラメーターの組み合わせ全体を確認してください。サーバーから拡張パラメーターが提供された場合は、クライアントが呼び出すコアの対応状況も確認が必要です。GUIを変えるだけでは互換性の問題が解決しないことがあります。

3種類のオープンソースクライアントの役割

v2rayNはデスクトップ向けで、サブスクリプション管理、ノード選択、プロキシ設定などをGUIから操作できます。v2rayNGはAndroid向けで、Xrayコアを使用します。v2flyNGはV2Flyコアを必要とするAndroid環境向けのクライアントです。3種類ともオープンソースソフトウェアですが、クライアントのコードと同梱コアにはそれぞれのオープンソースライセンスが適用されます。ライセンスの条件に従ってコードを閲覧、使用、変更できますが、クライアント間で機能が完全に同じとは限りません。画面上の設定をそのまま別のクライアントへコピーできるとも限らないため、内容を確認してください。

クライアントの更新とサブスクリプションの更新

クライアントの更新ではプログラムや同梱コンポーネントが変わり、サブスクリプションの更新では配布元のノード一覧が更新されます。両者は別の操作です。サブスクリプションを更新すると手動で変更したノードの設定が再生成される場合があり、クライアントを更新すると設定項目の場所、初期値、対応機能が変わることがあります。変更前に設定をバックアップし、変更後は既知の設定で接続を試してから、通信の振り分けやDNSの動作を確認してください。当サイトではOS別にクライアントの入手先をまとめ、チュートリアルで操作手順を解説しています。最新のリリース情報はダウンロードページ、設定の詳細は設定ガイドで項目ごとに確認できます。

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